毎日立ちたくなるキッチン、すっきりと収納できるファミリークローゼット、光が差す明るいリビング。こだわりを盛り込んだ家の設計は狭小住宅でも可能です。しかし、狭小住宅の家づくりは、構造や建築条件に関する専門知識・経験によって差が出るもの。そこで施工を頼む会社選びの際に注目したい点が「一級建築士の在籍」です。
上記で記載している事例も、限られた土地のスペースを活かして、一級建築士が設計しました。一級建築士は国家資格を有する建築のプロ。住宅から公共施設まで設計できる知識と技術、幅広い経験を持っています。空間をあえて凹ませることで広く感じる設計にする、光の通り道をつくることで開放感を出す。小さなスペースにパンパンに詰め込むのではなく、狭さを感じさせない心地良い暮らしを叶えてくれます。
各エリアにある狭小住宅メーカー(※)のうち、一級建築士が在籍している会社のみを紹介しています。
※狭小住宅を専門的に扱っている住宅メーカーを優先的に紹介、専門会社がないエリアは狭小住宅(建物面積15坪以下)の施工事例の有無で判断しています。
すべての土地には防火規制・高さ制限・斜線規制といった規制があり、住宅を建てる際にはそれらを遵守する必要があります。
とくに狭小住宅を建てる際には規制が大きく関与してくるため、しっかりと知識を身につけておくことが大切です。また、快適な住まいづくりに欠かせない耐震性・遮音性・断熱性・生活動線といった情報もしっかりチェックしておきましょう。
近年注目されている「環境に負担をかけない」「省エネ性が高い」「光熱費を削減できる」エコハウスの中でも、省エネに加えてエネルギーを創りだすZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅に注目。狭小住宅でも条件が揃えばZEH住宅は建てられるため、環境にやさしく、少しでも光熱費を抑えられる家づくりをしたい人は参考にしてください。
狭小住宅を建てるにあたって、誰もが気になる「費用の相場」「住宅メーカーの選び方」「完成までの期間」「住宅ローンが組めるかどうか」などについて解説しています。とくに住宅メーカーの選び方は、家の完成度を左右する重要な要素。ぜひ目を通しておいてください。